どうもアキヨシです。
どの企業も入社時には新入社員研修であったり、業務に役立つ知識取得のための研修があります。
では、商工会議所ではどんな研修があるのか、元職員が解説します。
●商工会議所の職員研修が分かる
●研修の費用の負担はあるのか分かる
商工会議所の職員研修はあるのか?
結論としては職員研修は、あります。
商工会議所の業務で企業向けのセミナーや研修を開催しているので、内部研修として職員も一緒に受講することが多いです。
その他の外部研修として、以下のような研修があります。
中小企業大学校研修
独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する中小企業大学校の研修です。
主に経営者や役職員を対象とした、経営戦略や管理者向けの研修を行っています。
その中でも、商工会議所職員には経営者を支援する専用の研修が用意されています。
決算書、確定申告書の作成や所得税、消費税の計算、経営指導のやり方などの研修が用意されています。
研修によっては、1日拘束で約1か月間のものもあります。
そのため、中小企業大学校で1か月間の研修を受講すれば、長期休暇を業務で取ることができます。
また、同じ研修を受けている他の会議所の職員も中小企業大学校に集まるので、学生時代のセミナー合宿みたいに、交流ができるのも嬉しいです。
日本商工会議所研修
日本商工会議所の研修もあります。
こちらの研修は中小企業大学校と違い、商工会議所内部の業務改善につながる研修が多いです。
googleスプレッドシートの使い方やRPAの基礎知識といった、ITやDX分野での研修が多いです。
日本商工会議所の研修はWEBで受講するものが多いです。
行政、民間企業が実施する研修
県や市といった行政機関が実施している、新入社員研修や(株)インソースといった民間企業の研修も利用することがあります。
僕が勤めていた会議所では、参加する機会は少なかったです。
理由としては、業務として行っている研修やセミナーに参加することで、時間の効率化をしていました。
研修の費用について
研修の費用は商工会議所から出るので、実費負担はありません。
また、中小企業大学校の研修については、旅費や宿泊費、会議所によっては食事代も支給されます。
そのため、実費負担なしどころか食事代分プラスで最高1か月間の研修に参加できます。
また、業務で研修を受けるので給料もちゃんと支給されます。
個人的な感想
有給とは別で最高1か月間、研修という名の有給休暇が取れるのは嬉しかったです。
また、中小企業大学校の研修では同年代の他の会議所職員との研修後に、遊びに行ったり、飲み会をしたりと充実していました。
また、研修会場の中小企業大学校が東京や福岡といった主要都市にある場合は、週末に観光もできるのも魅力でした。
まとめ
●商工会議所の職員研修はあり、外部研修の内、中小企業大学校の研修は長くて1か月ある。
●研修費用は出るので、実費負担はなく、中には食事代でプラスになる場合もある。
この記事が見ている方の役に立てば幸いです。
それではまたいつか。