どうもアキヨシです。
入所できたら勝ち組と呼ばれる企業がありますよね。
では、商工会議所は勝ち組になるのか?
解説していきます。
●商工会議所は勝ち組かどうか分かる
●なぜ勝ち組なのか分かる
商工会議所は勝ち組なのか?
結論
商工会議所は勝ち組だと思います。
理由は
①法律で設立されているので、倒産することがない
②田舎の方では知名度があるので、受けが良い
からです。
法律で設立されているので、倒産することがない
商工会議所は商工会議所法で設立されている認可法人です。
認可法人とは
認可法人は、特別の法律に基づき、民間の発意により設立される、主務大臣の認可が必要とされる法人です。 引用:リサーチ・ナビ
商工会議所法 第四節 設立
第二十四条
商工会議所を設立するには、会員たる資格を有する三十人以上のものが発起人となることを要する。
2 発起人は、定款、事業計画及び収支予算を作り、少なくとも会日の十五日前までに、定款並びに事業計画及び収支予算の概要を会議の日時、場所及び議題とともに公告し、会員になろうとするものを募り、創立総会を開かなければならない。(設立の認可)第二十七条
発起人は、前条の同意を得た後、遅滞なく、申請書に経済産業省令で定める書類を添附して経済産業大臣に提出し、設立の認可を申請しなければならない。引用:商工会議所法 e-gov
商工会議所は、商工会議所法に基づき、会員たる資格を有する30人以上が発起人となり、経済産業大臣の認可をもらい、設立されます。
民間法人と違って、法律で設立されている商工会議所は倒産することは基本ありません。
「じゃあ、運営資金や職員の給料はどうしているのか?」疑問が浮かびますが
商工会議所の収入源は主に
●会員企業からの会費
●会議質のレンタル料(会議室を持っている会議所に限る)
●国や県からの交付金
になります。
中でも、国や県からの交付金が大きな収入の柱となります。
交付金とは、国や県といった地方公共団体が他の団体に対して、特定の目的に基づいて支給する財政援助資金の事です。
商工会議所の場合は、「地域の個人事業主、中小企業の経営上の問題を解決し、存続ないし成長させることにより、地域を活性化させる」といった意味合いで資金援助があります。
田舎の会議所ほど、重要な運営資金となっており、事業や職員の給料もこの交付金で賄っていることが多いです。
経済が深刻化しても、国や県からの資金援助があるので、安定している組織と言えます。
田舎の方では知名度がある
田舎の方では商工会議所の知名度は高く、地域社会へ溶け込んでいますので
「商工会議所に勤めているなんてすごい!」
と窓口に来たお客さんや、近所の人に言われたりします。
個人的な感想
個人的にも商工会議所は勝ち組だと思います。
組織としても倒産をするリスクは低いため、安定しています。
また、田舎の両親や祖父母に受けが良いので
「息子は商工会議所に勤めている」
と近所の方に聞かれた際には、自慢気に言っていました。
しかし安定しているので、採用の競争倍率も高いです。
いざ応募する時に
●履歴書や面接でメリットになる経験、資格はあるのか
●志望動機はどのように考えたらよいのか
を知っておくと、有利になります。
まとめ
●商工会議所は安定している。
●商工会議所は法律によって設立され、国や県からの財政援助が主な収入となっており、安定している。
●田舎に行くほど、商工会議所は認知度が上がるので自慢できる。
この記事が見ている方の役に立てば幸いです。
それではまたいつか。