商工会議所

【元職員が説明】商工会議所に就職したい!求人、資格について解説!

商工会議所に就職するけど、求人はどこにあるの?それと、持っていたら良い資格、経験とかあるの?

どうもアキヨシです。

商工会議所で働きたいけど、求人はどこに出ているのか?

また、持っていると良い資格などはあるのか?

会議所に転職した職員がこの質問に答えます。

●商工会議所の求人の探し方が分かる

●商工会議所で役立つ資格が分かる

商工会議所の求人はどこにあるのか?

結論、商工会議所のホームページやハローワーク、リクナビやマイナビといった求人サイトに掲載されます。

地方の商工会議所は自社のホームページやハローワークの掲載、都市部の商工会議所はリクナビやマイナビといった求人サイトへの掲載をしている所もあります。

首都圏と比べ、会員数が少なく会費収入も限られている地方の商工会議所は、コスト削減のため、無料で利用できる求人サイトを利用することが多いです。

実際に、ハローワークの過去求人を検索してみると、地方の商工会議所の求人が目立ちます。

逆に東京、大阪のような都市部の商工会議所は、予算があるというのもありますが、手掛ける事業も多いので優秀な人材の確保のため、有料求人サイトに掲載する傾向があります。

そのため、東京や大阪といった首都圏の商工会議所については、リクナビマイナビといった大手求人サイトに掲載がされています。

求人の募集時期について

求人の募集時期は、商工会議所によって様々です。

都市部の会議所は新卒採用も受け入れており、国の採用スケジュールに合わせています。

地方の商工会議所は、新卒採用より即戦力としての中途採用を目的としているため、求人募集は年中行っている所もあります。

個人的には、地方の商工会議所では、一人が退職したら、その穴埋めで採用を始めるので、夏や冬のボーナスの後に求人がでる事が多いように感じます。

採用について

評価される資格について

日商簿記検定等の会計資格やファイナンシャルプランナー、中小企業診断士等のコンサル系の資格です。

商工会議所の仕事は主に個人事業主の税務相談、経営相談、記帳指導等の経営上のサポートが仕事です。

なので、事業活動を手助けする税務、財務、労務関係の知識を証明する資格は評価されます。

特に、日商簿記検定については、個人事業主の記帳指導に必要な知識のため、商工会議所の業務に直結しています。

僕が勤めていた会議所では、日商簿記検定3級までは必ず取得するように言われていました。

応募条件に必須の会議所もあり、事前に取得しておけば、履歴書に記載でき、他の応募者よりも目立つ可能性が高まります

日商簿記検定2級まで取得していれば、他の応募者との差別化も間違いないです。

最近の日商簿記検定は難化しているので、確実に合格を目指すのなら資格講座を活用しましょう。

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大学の学部や前職について

僕が勤めていた商工会議所なら新卒者なら、経済学部、商学部等の学部が多く、中途採用者は銀行からの転職者が多い印象です。

経営支援等がメインの仕事なので、決算書の内容が分かる人や、商売の知識がある人を積極的に採用している傾向があります。

また、事務作業の仕事が多くなるので、事務職経験の方も経験を生かす事ができます。

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志望動機について

就職、転職をする際に考え悩むポイントの1つが志望動機。

商工会議所を志望している人の中には「安定してそう」、「ノルマが無く楽そう」といった本音を隠して志望動機を書く人もいるかもしれません。

そんな人に向けた、志望動機の考え方(テンプレ有)を作成しましたので、ご参考にまで。

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まとめ

●求人はホームページもしくはリクナビ、マイナビに掲載している。

●採用時期は、都市部なら新卒採用スケジュール通り、地方なら夏から秋、冬にかけて行う。

●資格に関しては日商簿記、ファイナンシャルプランナー等の経営のアドバイスができる資格もしくはMOS等のパソコンスキル。

●職務経歴は新卒なら経済学部等、中途採用者なら銀行系、証券マンが多い。

商工会議所に就職したい人や転職したい人の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。