どうも、あきよしです。
どんな仕事でも、働くに当たって必ず気になるのは給料ですよね。
特に商工会議所のような団体職員の給料はインターネット上でも正確な情報が無かったりするので、調べても分からなかったり、正確な情報かどうか怪しかったりが多いです。
今回は、商工会議所の給料について、現役職員が解説します。
●商工会議所の給料の決め方について分かる
●商工会議所の給料の内訳について分かる
僕の給料について
先に言っておくと、給料は安いです。
中途で入所5年目の僕の給料は残業代を含めて年収で380万円程度になります。(30歳 令和3年12月時点)
これは、田舎の商工会議所に勤めていることもありますが、大手民間企業に勤めている、もしくは公務員の同期と比べても低いです。
地方住みだと、普通に暮らしていけるかなーってぐらいの給料だと思います。
商工会議所の給料の決め方
どの商工会議所も給与規定は市役所職員や県庁職員の給料をベースにしている所が多いです。
規約にも、公務員の給与に準すると記載されています。
また、給与額も公務員と同様に下のような俸給表で決められています。
(参照:別記第1 – 行 政 職 俸 給 表 イ 行政職俸給表(一) – 人事院)
ボーナスについて
僕の会議所では年間で約4.2ヶ月分のボーナスがでます。
この規定は公務員と同じです。
また、基本給のベースアップは毎年必ずあるので、ボーナスは年々増えていきます。
ただ、ベースアップする金額は1,000円~3,000円程度ですので、大企業に比べると見劣りします。

福利厚生と手当について
僕が勤めていた商工会議所では、社会保険完備、交通費支給、家賃補助、資格手当もしくは資格取得費用の補助、女性の方なら育児休業がありました。
また、忌引きやインフルエンザによる特別休暇もありました。
資格を取得すれば、手当がつく会議所もありますので、挑戦する人もいました。
なお、日商簿記等の業務に関係する資格は、履歴書に記載すれば、商工会議所への採用にもプラスになります。
先に取得しておけば、商工会議所への就職、転職活動に有利になります。

個人的な感想
仕事内容が利益を求められず、ルーチンワークが多い事に加えて、ボーナスが必ず出る、交通費や家賃補助などの福利厚生があります。
充分、納得はできる給料ではあると思います。
また、仕事内容も地元の企業の経営指導、お祭りや商店街でのイベントを企画したりと。地域に貢献できるものが多いです。
生まれ育った地域に貢献したい方にはオススメの職業となります。

まとめ
●商工会議所の給料は地元の公務員の給料をベースとしている。
●ボーナスは毎年必ず出る
●福利厚生は一通りそろっている
商工会議所に就職、転職を考えている方の参考になれば、幸いです。
それでは、またいつか。