どうもアキヨシです。
就職した会社の忙しさって気になりますよね?
のんびりしてそうだと思って入社したけど、実際は忙しかったりしたら嫌ですよね。
今回は「商工会議所って忙しいの?」について解説します。
●商工会議所の忙しさが分かる
●商工会議所の繁忙期が分かる
結論
結論としては、時期によって忙しいです。
商工会議所の仕事は、経営相談、セミナーやイベント、会員サービス等と様々です。
その中でも、時期によって忙しくなる業務があります。
主に以下の業務です。
確定申告指導
窓口に来た個人事業主や法人に、経営アドバイスをします。
忙しくなる時期としては、12月~1月の年末調整事務、2月~3月の確定申告の時期です。
地方の商工会議所ほど、地元の飲食店や美容室といった個人事業主の会員数が多いため、決算書のチェック、確定申告書の対応が多くなります。
また、中にはまったく書類に手を着けず、白紙で持ってくる人もいます。
そういった人の対応は手間がかかり、残業をせざるを得なくなります。
役員改選時の手続き、会議
商工会議所では会費の持口数に応じて、会議所の舵取りを担う常議員や議員といった役職があります。
民間企業で言う、株主みたいなものです。
役員の任期は3年以内で、3年目の年に役員改選の手続き、会議をする必要があります。
基本的には、現状の役員の方々に引き続きなってもらうようお願いするのですが、直接お願いしに企業に訪問しなければなりません。
また、そこで断られたら他の議員になる資格のある企業を探して、なってくれるようお願いする必要があり、時間と手間がかかります。
さらに、規約上で10月末までに次の年度の役員を決める会議を開く必要もあり、時間の制限もあります。
国、県、市の外部監査
国や県、市の補助金を利用し、事業を実施した場合は、数年に1回の外部監査があります。
目的としては、マニュアルに沿った事業を実施したのか、お金は何に使い、きちんと支払履歴や証拠が残っているのかをチェックします。
この書類を準備するのが大変です。
会計の担当と協力し支払履歴の準備をお願いしたりと、他の部署との連携が必要となります。
特に人件費を補助金の費用に含めていた場合が、手間がかかります。
補助金によっては給与の内、雇用保険料や社会保険料といった明細までも用意しなければなりません。
また、基本的に商工会議所の仕事は複数の事業を1人の職員が担当しているのが当たり前だったりします。
そのため、日報を作成して1日の内、他の仕事との住み分けを見えるようにしたりと、余分な仕事が増えます。
通常業務についてはどうなのか
これについては、事前準備で効率化できます。
僕がやっていたのは、セミナーを開催する場合では、講師に聞いておくべきことをまとめてテンプレート化をしていました。
会場のレイアウト、機材は何が必要で、資料の形式はPowerPointでいいのか等、質問事項をまとめてメールで聞けば、相手の手間もかかりません。
他のルーティン業務に関しても、何をどういった形でいつまでに出すのが分かれば、上述の様な対策が可能です。
まとめ
●商工会議所の忙しさは、時期による
●特に忙しい業務は、確定申告指導、役員改選時の手続きや会議、外部監査の3点
●通常の業務は慣れれば効率化が可能
とにかく、一部の時期にあるスポット業務についてはどうしても忙しくなります。
しかし、そこ以外は事前準備を行う事で対策は可能です。
この記事が見ている方の役に立てば幸いです。
それでは、またいつか。